言葉遊びを止め、自ら学べ…地元愛を問う

多分、こんな記事を要求されるんだろうけど、我々にとっては下らない言葉遊びに過ぎない。
何故ならば、図書館で各市町村史に目を通せば解るレベルなので。
これ、地元愛の有無を問う事になるので、如何かな?とは思うんだが…敢えて書いておく。
自分の地元史って知ってますか?
多分、この詳細を知る人はあまり居ない。
が、地元に大きな祭が有れば、全世代揃うので、最低限の伝承はされるんですよ。
祭の起源から、その地域の起源なんかが勝手に話題になるから。

なら、北海道の皆さんはどうだろう?
よく東北にはデカい祭あると羨ましがられるんだが、その感覚が我々東北人には理解が難しい。
何故なら、デカい祭は町内会やらの実行委員会、つまり地元自ら守っているから。
デカい祭は、それら地元自らの熱意で伝承されている。
別に「官」の力ではなく、年寄りから若い世代へ守るべき物として受け継がれている訳です。

さて、これを見て欲しい。
http://www.town.fukushima.hokkaido.jp/%E7%94%BA%E6%94%BF%E6%83%85%E5%A0%B1/%E7%94%BA%E5%8B%A2%E8%A6%81%E8%A6%A7/%E7%94%BA%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2/
北海道は福島町の公式HPです。
町のベース吉岡村を作ったのは、奥州藤原氏の残党。そして、後に安東盛季に同動した人々の話。福島大神宮や月崎神社はその流れで作られた事を示唆させる。

ついでにこれ…
https://www.ainu-assn.or.jp/ainupeople/history.html
北海道アイヌ協会HPより

アイヌは17~19世紀に先住していた」と。
なら、福島町の方々の多くは、アイヌより先住していたのね?
福島町は先住民族議決から解放!\(^-^)/

アホらしい言葉遊びだが、そういう事になる。
こんな、言葉遊びするよりは、自ら学びそれを子供に伝承すべき。

間違えて貰っては困ります。
歴史はそれがどんな内容であれ、義務教育が制定される以前から伝承され続けている。
よく、教育問題にされがちだが、それだけの問題ではない。

では、下らない事例。
我が娘は、京都人を名乗る方に絡まれた事があるそうな。
京の都がー古都はーと、くどくど…
これ、本当に代々洛中に住む方は言わないらしいね…
あまりのクドさにぶちギレた我が娘は、そこから古代秋田城の起源をとつとつと語り、「我々は、京の都より古い」とエセ京都人を一刀両断したそうな。
確かに古代秋田城は奈良期成立で、平安京より古い。とは言え、なんと言う言い草(苦笑)
が、敢えて…
我が家は、秋田城があった寺内地区ではないので、小学校らが行う独自地元教育の圏外。両親からの伝承と自らの学習だけの知識でエセ京都人を黙らせた事になる。

如何か?
教育「だけ」の問題ではない。
自らどう歴史や地元に向き合うか…の問題なのでは?
なので、筆者としては敢えて「やる気の問題」と言わせて頂く。こんな風にやりゃ出来るんだからな。

だから言い切る。
言葉遊びは止めて、自ら学ぶべきと。